No.44, No.43, No.42, No.41, No.40, No.39, No.38[7件]
創作についての漠然とした悩みを抱えていた折、縁あって知った文学理論の入門書を読み始めたのですが、
半分ほど進んだあたりで「これは今まさに一番必要な知識じゃないか!!!」と気づき、いてもたってもいられなくなって図書館へ走りまして、
書中で紹介されていた資料の中から特に気になった3冊を借りてきて、横断的に学習態勢を取っています。
いろいろ描きたいとか言ってたけど、創作活動はちょっとお休みです。
冒頭で示した漠然とした不安の正体は、おそらく「自分が表現を通して誰に何を伝えたいのか、それを明文化できないもどかしさとうしろめたさ」なのでしょう。
自分の思考傾向からしても、明らかに、社会のあり方、個人と社会のかかわり方について関心があるのは間違いないんだけど、前提知識が足りなさすぎるというか、そんな感じ。
物語を描くとき、哲学的な前提情報がどうしても足りなくなることはいくらか仕方ないとしても、無自覚のうちに深刻な倫理的間違いを犯すことはできる限り避けたいな、という思いが常にありまして、それが言い訳みたいに作用してしまって本編制作からの逃げを打たせている、気がする。
架空の世界の出来事としてであっても、特定の目的意識のもとに発生した社会運動を描く上で、基本的人権や平等権という人類史の重要なファクターを素通りしてしまうのは、相当まずい。
文学、ひいては芸術文化が、脈々と受け継ぎながらも深化させてきた思想について、真正面から取り組む意義が、未だかつてないほどの重量感をもって私にのしかかってきているのを感じます。
文学理論を通して倫理や哲学といった理論の深遠な意義の一端に触れることによって、まだ言語化できないけど確かに自分の中にある違和感のような「何か」をすくい上げ、創作に活用できたらいいなぁと、そんな風に考えるのでした。
面白い。文学理論。
追記
勉強中は漫画やイラストは作らなくなるけど、用語集や簡易キャラクター紹介は用意する……かも……。
半分ほど進んだあたりで「これは今まさに一番必要な知識じゃないか!!!」と気づき、いてもたってもいられなくなって図書館へ走りまして、
書中で紹介されていた資料の中から特に気になった3冊を借りてきて、横断的に学習態勢を取っています。
いろいろ描きたいとか言ってたけど、創作活動はちょっとお休みです。
冒頭で示した漠然とした不安の正体は、おそらく「自分が表現を通して誰に何を伝えたいのか、それを明文化できないもどかしさとうしろめたさ」なのでしょう。
自分の思考傾向からしても、明らかに、社会のあり方、個人と社会のかかわり方について関心があるのは間違いないんだけど、前提知識が足りなさすぎるというか、そんな感じ。
物語を描くとき、哲学的な前提情報がどうしても足りなくなることはいくらか仕方ないとしても、無自覚のうちに深刻な倫理的間違いを犯すことはできる限り避けたいな、という思いが常にありまして、それが言い訳みたいに作用してしまって本編制作からの逃げを打たせている、気がする。
架空の世界の出来事としてであっても、特定の目的意識のもとに発生した社会運動を描く上で、基本的人権や平等権という人類史の重要なファクターを素通りしてしまうのは、相当まずい。
文学、ひいては芸術文化が、脈々と受け継ぎながらも深化させてきた思想について、真正面から取り組む意義が、未だかつてないほどの重量感をもって私にのしかかってきているのを感じます。
文学理論を通して倫理や哲学といった理論の深遠な意義の一端に触れることによって、まだ言語化できないけど確かに自分の中にある違和感のような「何か」をすくい上げ、創作に活用できたらいいなぁと、そんな風に考えるのでした。
面白い。文学理論。
追記
勉強中は漫画やイラストは作らなくなるけど、用語集や簡易キャラクター紹介は用意する……かも……。

こういう「どうでもいいだろそんなの!」と突っ込まれそうなことを真剣に考えているときが一番楽しいまであるかもしれません。
ルドヴィックがカモノハシを好むのは、たまたま目にした図鑑でその性質の不可思議さを知って衝撃を受けたため。
以下、画像内に書き込まれている文章の書き起こしです。長いので格納。
雪だるま解説
【小型雪だるま】
目や鼻…玄関横に生えているトキワサンザシの実
手など…庭のすみにあるコニファーの弱った枝
葉っぱ猫耳の耳…隣家の敷地から飛び出したレッドロビン(剪定許可取得済み)
【雪だるマン 3:7 零式 ~カブスペシャル~】
トサカ(?)…カブ 目…空きビンのふた
鼻とボタン…コルク 口…食べたばかりの冷凍ライチの種
その他小ネタ
- テントウムシはフリアンの一番好きな虫、カモノハシはルドヴィックの一番好きな動物
- 「うっかりシエスタ」はフリアンが倒してしまった雪だるまに、ルドヴィックがタオルをかけた合作
- フリアンが作った雪だるまがやたらウィンクをしているのは、作ってるうちに楽しくなっちゃったから
- 雪だるマンの造形とネーミングには、二人ともまだ納得していない。来シーズンの研究が待たれる
☆各雪だるま名称
【合作】
雪だるマン 3:7 零式~カブスペシャル~
うっかりシエスタ
【フリアン作】
4:6くん
ネコ親子
ウィンク3段
葉っぱ猫耳
すやすやくん
テントウムシ
ウィンクトナカイ
【ルドヴィック作】
ゆきひつじ
雪男爵
カモノハシ畳む

「得ざるものども」の漫画を更新しました。ゆるゆるギャグです。
描いた本人も「なんだよ今季最高雪だるま会議ってよォ~~~!!!」って思ってます。マジで何……?
けど、「力持ちの弟を雪かき要員にするために呼びに来たお兄ちゃん」と、「それを遠慮がちに止めようとする投げやり執事」という、
出だしからしてなんなんだポイント高めの話なので、会議のネーミングがやたら珍妙だなんてそんなの些事ですね、ええ。
フリアンとルドヴィック以外のキャラクターも少しずつ動かせており、ここ最近は満足度が高いです。登場人物みんな大好きだからさ……!
せっかくならドゥリオルグ3兄弟の末弟ロードリックも出したいということで、1ページ分のおまけを描いたらSNSにアップしたいなぁと思います。
【BL話】ルディリアの落書きとバックストーリー

ルディリアらくがき
最近思いついた「夜凪、月影に寄す」の短編エピソードシリーズのラストシーン。
とある理由から二人で訪ねてきた先の宿で、珍しく先に寝入ってしまったルドヴィックを、フリアンがそっと抱きしめながら「よく頑張ったね」と労い、そのまま一緒に眠りにつきます。
ルドヴィックが様々なことで葛藤した末に、救いと希望を見出す…というのが大筋の流れで、考えている段階からしてしんどい話になることが確定しているのですが、ルドヴィックというキャラクターを掘り下げたいので、どうにか、形に…したい……。
そのうちブログに細切れのプロトタイプを上げるかもしれません。畳む
まず本編があって~みたいな括りで物語を作ろうとしてきたけど、年表ですべてのイベントを開示してしまって、各時間枠をクローズアップしていく…みたいな方針のほう合ってるかもしれないと思った今日この頃。

最近思いついた「夜凪、月影に寄す」の短編エピソードシリーズのラストシーン。
とある理由から二人で訪ねてきた先の宿で、珍しく先に寝入ってしまったルドヴィックを、フリアンがそっと抱きしめながら「よく頑張ったね」と労い、そのまま一緒に眠りにつきます。
ルドヴィックが様々なことで葛藤した末に、救いと希望を見出す…というのが大筋の流れで、考えている段階からしてしんどい話になることが確定しているのですが、ルドヴィックというキャラクターを掘り下げたいので、どうにか、形に…したい……。
そのうちブログに細切れのプロトタイプを上げるかもしれません。畳む
まず本編があって~みたいな括りで物語を作ろうとしてきたけど、年表ですべてのイベントを開示してしまって、各時間枠をクローズアップしていく…みたいな方針のほう合ってるかもしれないと思った今日この頃。


が、物事を端的にまとめるのが苦手すぎて、文章量がかさんでいくのに対し、年表は全くまとめられる気配がありません。
作中の年号は作ったんですけど、各歴史イベントの間隔は何年くらい空けたらそれらしいのかがわからないのと、出来事を書き表すのにちょうどいい表現をつかみ損ねているので、まだまだ道のりは遠いようです。用語集も同じ理由で進捗だめです。ははぁ。
その代わり、本編中の細かなエピソードをいくつか思いつくことができたので、妙な満足感に浸っています。
たとえば、フリアンがルドヴィックの言動に違和感を抱き始めたところから、ルドヴィックが置かれている状況の異質さおよび本来の人格についてとある仮説を立て、期せずしてそれを実証できたと同時に互いの信頼関係が一層強固なものになるまでの一連の流れとか。
いや~爽快だなこりゃ!だから考えるのって楽しいんだな!
そんな感じで、新しい知識体系を取り入れるかたわら、その産物であるやっつけ理論を援用しながら今まで溜めてきたエピソードの断片を検討してみたところ、余白の中にまったく気にしていなかった問いがおぼろげに見えてきたり、因果関係が新しく結びついたりして、自分の中のパラダイムシフトがわっしょいしょい。
結果的にはストーリーの軸がより定まる方向に作用しているのでいいのですが、実は思いのほかスリリングな体験に身を投じていたのかもしれないと感じています。
ただうつろな好奇心に誘われて、なんら一切の覚悟もなく、頼りない自我のひもだけを携えてレッツバンジーしてしまったようなものだったというか。
方向感覚の一切を喪失しかけて「助けてくれ~~~ッッッ!」と叫ぶ自分と、停滞から解き放たれたような無重力体験に歓喜して「おもしれ~~~ッッッ!」とはしゃぐ自分とに振り切り続けているみたいな。
一冊目に読んだ入門書が「文学理論[クリティカル・ワード]」で、文学理論とはそもそも何かに始まり、文学に通底する思想の変遷、主要な理論の成り立ち、重要な人物名と用語など、広範な知識を得ました。同時に今まで見てきた世界が根底から揺らがされるような衝撃と、それに伴う不安感の襲来があり、さっきの「助けてくれ~~~ッッッ!」状態に陥ったわけですが。もちろん「おもしれ~~~ッッッ!」とも思ってはいましたが。
で、その次に前述の書籍の中で紹介されていた「読んでいない本について堂々と語る方法」という、大変クールなタイトルの本に手を伸ばしてみたのですが、おそらくこれは(自分にとっては)大正解だったというか、理論を実践的に表現したユーモラスな筆致でもって、際限なくかつ深刻さを帯びて広がっていく思索の波をいい感じにやり過ごす方法を教えてもらえたようで助かりました。ここへきて「おもしれ~~~ッッッ!」がはっきりと優勢になった感じというか。あとこの本なんか……使えるもの全部使って著者の理論を鮮やかに実用しきっているので、そこが面白すぎていっそずるいまであります。読んでよかった!
これから論旨が重たく、比例して心も重たくなるであろう本の表紙を開くわけですが、知識を得たときに自己世界が受ける不可避の衝撃をなるべく低減できるよう努めながら、自分の中の規範が覆っていく過程を楽しんでいきたいと思います。
文字を読んでいると文字を書きたくなる。読んでいる人は同時に書いているとは、感覚的にはこういうことなんだろうか。
とにかくどんどこ読んで書いての日々を過ごすのが今は楽しい。そんな感じです。ではまたね!