鷹鹿よもやま話
ネットの浅瀬、とある石の裏側より

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No.69

『花弁のような君の薄紅』、思い付き文章。

 人目をはばかることさえ忘れて勢い良く立ち上がった大男の顔は、耳の先まで真っ赤に染まっていた。心の内を激しくかき乱すものは恥ずかしさなのか、怒りなのか、あるいはそのどちらでもない何かか。芝生の上で能天気にほほ笑む最愛の男を激情に駆られるがまま睨みつけると、唸るような声で威圧した。

「正気かお前は」

「もちろん。ぼくが嘘をつくとでも?」

「嘘はつかんでも人に散々馬鹿を見せてんだろうがこの馬鹿!」畳む


ルドヴィックの罵倒は火の玉ストレートであれかし。

創作語り