鷹鹿よもやま話
ネットの浅瀬、とある石の裏側より

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No.6

【得ざるものども】地図を作ったよ!~フェガティア地方編~ その③
この投稿は、クロスフォリオのファンコミュニティで2025.08.25に公開した創作設定語りの移植版です。
可読性向上のため、内容をいくつかに分割してお届けします。

※創作物の性質上、時代錯誤な価値観、深刻な人権侵害の描写、ややブラックなツッコミ等、一部不適切な表現が含まれます。あらかじめご了承ください。
フェガティア地図

【他の都市との接続】
連盟自動車道8号線をひたすら西に進むと、イブレガーロ連盟主導都市であり、かつて存在した王国の元王都、ユーロメルクスに辿り着きます。華やかかつ荘厳な街並みと、近代的な建築物が共存する大都会です。
東に進むとオアシスに築かれた都市カスタスへと至ります。連盟の最東端に位置する都市で、王都と砂漠の文化が入り混じる不思議な場所です。
南に進むと連盟中部の交通の要所、運河の都市コメンキュームへと辿り着きます。テンナ川は運河としても利用されているんですね。
北はイブレガーロ連盟とは別の都市共同体、ルザーニィ連邦の領域です。北方は土地が痩せている所が多く、向こうでの生活は色々と大変なようです……。
(物語後編では連邦の都市ゼラーナミス出身のキャラクターが登場するのですが、それはまた別の機会にお話しします)

各都市にたどり着くまでの間にも無数の都市や村落がありますが、名前が必要になったらその都度決めるという行き当たりばったりな創作スタイルなので、後の事はなんもわかりません。
都市や村落は種まいて水をかけておくといつの間にか建ってるものだってばっちゃんが言ってた。

【ところで、この世界には自動車道路網が存在したんですね!?】
何も考えてなかった原作者もこれにはビックリ。冷静に考えたら無い方がおかしいのですけれども。

メインとなる道路網はそのものズバリ『連盟自動車道』です。ひねりゼロの直球ネーミングが気になるところですが、物語にはほとんど登場しないはずなので、まあ、ね!
そうは言いつつも、新連盟横断自動車道、略して新連横(しんれんおう)のそれっぽさは妙に気に入っています。
「無茶言うなよ、新連横かッ飛ばしても二日はかかるぜ?」みたいな日常会話セリフがあったら、私がとても楽しくなるので良いですね。
うーん、でも新横道でもよかったかな……。

新連盟横断自動車道があるなら、旧連盟横断自動車道も当然あります。新連横に倣って旧連横と呼びましょうか。
旧連横は世界戦争が始まる前から存在しており、ユーロメルクスを開始地点、フィルマーエを終着点とする、連盟のほぼ中央を横一直線に走る全長約400kmの道路です。400という数字は今考えました。

まだ古い道路があるのに、なぜ新しい横断自動車道を設定したのかと言いますと、そこには連盟が抱える治安の問題が深く関わっています。
イブレガーロ連盟の中部と南部は、圧政に耐え兼ねた民衆が武装蜂起して都市機能を崩壊させてしまうくらいには治安が悪く、事態終息の見込みは未だに立っていません(連盟に敵対する勢力が民衆の不満を煽っているという噂があるよ!)。
治安維持組織だけでは人手が足りず、本来は畑違いの警備隊までもが鎮圧作戦に駆り出されている影響で、道路上の守りが手薄となり、その隙を突いた略奪者による輸送車襲撃事件が頻発。ますます治安が悪化するという負の連鎖に陥っています。
そこで、まだ比較的治安が安定している北部経由の道路を、新たな連盟横断道路として設定することになったという訳です。
もっとも、上流階級の内ゲバによる政治の不安定化と、中部から北上してきた略奪者の影響で、北部もきな臭くなってきているため、農村『エイツ』の村人たちが大変な思いをしているようです(後述)。

ちなみに、連盟には鉄道もあるにはあるのですが、これまた予算と警備の都合でボロボロのまま放置されています。
本編終了後から数十年の間には復活するんじゃないでしょうかね。貨物列車は旅客列車よりも十年くらい早く走り出すのかも。

【得ざるものども】地図を作ったよ!~フェガティア地方編~ その④へ続く

創作語り