【得ざるものども】地図を作ったよ!~フェガティア都市内部編~ その⑤ この投稿は、クロスフォリオのファンコミュニティで2025.10.08に公開した創作設定語りの移植版です。 可読性向上のため、内容をいくつかに分割してお届けします。 ※創作物の性質上、時代錯誤な価値観、深刻な人権侵害の描写、ややブラックなツッコミ等、一部不適切な表現が含まれます。あらかじめご了承ください。 【旧市街】 ※この項目内には重大な疾患の具体的な症状や惨事の現場、死についての描写が含まれます。 旧市街全体に広がった地獄のような様相、疫病の忌まわしい記憶を嫌った一部の権力者は、旧大聖堂と旧市街地を汚らわしいものとして取り壊すことを決めました。 ところが、旧市街に住んでいる人々から反発が起こります。 「金のないやつをあんた等の言う 汚らわしくておぞましい場所 に詰め込んでおきながら、その代わりを用意しないまま取り壊す? そこら辺の地べたで寝ろってか? 俺たちを何だと思ってるんだ!」 強制退去を命じようにもうまくいかず、迷路のように入り組んだ旧市街で繰り広げられる過激な抗議活動は次第に激化し、市民と治安維持組織双方に少なくない死傷者が出る事態にまで発展してしまったので、議会は完全撤去を断念し、一部区画のみ現存させることにしました。 そんな経緯で、旧市街は水路を挟んだ先の一部区画が今も残され、下級市民の中でもとりわけ荒っぽい人たちが暮らすスラム街になったのでした。 ちなみに、大聖堂等の取り壊しで生じた膨大な瓦礫は、旧市街地を新市街地と隔てる壁の建材として再利用されました。 うーん、なんらかの当てつけ……? ところで、「大惨事の舞台とはいえ、大いなる主の御心の元、多くの市民を救おうとした教会の献身の象徴たる大聖堂を取り壊す」という、気持ちは分からなくもないが歴史的な経緯と宗教的な意義を考えると罰当たりにもほどがないか?とツッコみたくなるあの決定には、実は教会の宗派による権力争いが深くかかわっています。 この宗派同士のパワーゲーム、そこから派生した宗教と政治の癒着が、『フェガティアひいてはイブレガーロ連盟の歴史的汚点』と後世で厳しく評されるほど、長く続く深刻な差別問題を生むのですが、これについて話し始めると非常に長くなるので割愛します。 (というかがっつり本編にかかわってくる話なので、語りすぎるのもつまらんというかなんというか……) ↑本編より約2年ほど前の墓地を描いたイラスト。 向かって左側はお金持ちの墓、右側は引き取り手がなかった遺体を焼いて砕いて埋めている共同墓地です。 ルドヴィックが立っている所は石畳のようになっていますが、これは旧聖堂の床材の残りです。 有刺鉄線が巡らされた壁の向こうに見えるのが旧市街。内部の闇鍋感がこれだとあまり伝わってきませんね…。 以上、都市内部のご紹介でした。 触れていない部分もたくさんあるのですが、舞台としてきちんとお出ししていけたらいいなぁと思います。 次回内容は未定です! 何を書こうかな~。 ではまた! 2026.1.23(Fri) 18:00:00 創作語り
この投稿は、クロスフォリオのファンコミュニティで2025.10.08に公開した創作設定語りの移植版です。
可読性向上のため、内容をいくつかに分割してお届けします。
※創作物の性質上、時代錯誤な価値観、深刻な人権侵害の描写、ややブラックなツッコミ等、一部不適切な表現が含まれます。あらかじめご了承ください。
【旧市街】
※この項目内には重大な疾患の具体的な症状や惨事の現場、死についての描写が含まれます。
旧市街全体に広がった地獄のような様相、疫病の忌まわしい記憶を嫌った一部の権力者は、旧大聖堂と旧市街地を汚らわしいものとして取り壊すことを決めました。
ところが、旧市街に住んでいる人々から反発が起こります。
「金のないやつをあんた等の言う 汚らわしくておぞましい場所 に詰め込んでおきながら、その代わりを用意しないまま取り壊す? そこら辺の地べたで寝ろってか? 俺たちを何だと思ってるんだ!」
強制退去を命じようにもうまくいかず、迷路のように入り組んだ旧市街で繰り広げられる過激な抗議活動は次第に激化し、市民と治安維持組織双方に少なくない死傷者が出る事態にまで発展してしまったので、議会は完全撤去を断念し、一部区画のみ現存させることにしました。
そんな経緯で、旧市街は水路を挟んだ先の一部区画が今も残され、下級市民の中でもとりわけ荒っぽい人たちが暮らすスラム街になったのでした。
ちなみに、大聖堂等の取り壊しで生じた膨大な瓦礫は、旧市街地を新市街地と隔てる壁の建材として再利用されました。
うーん、なんらかの当てつけ……?
ところで、「大惨事の舞台とはいえ、大いなる主の御心の元、多くの市民を救おうとした教会の献身の象徴たる大聖堂を取り壊す」という、気持ちは分からなくもないが歴史的な経緯と宗教的な意義を考えると罰当たりにもほどがないか?とツッコみたくなるあの決定には、実は教会の宗派による権力争いが深くかかわっています。
この宗派同士のパワーゲーム、そこから派生した宗教と政治の癒着が、『フェガティアひいてはイブレガーロ連盟の歴史的汚点』と後世で厳しく評されるほど、長く続く深刻な差別問題を生むのですが、これについて話し始めると非常に長くなるので割愛します。
(というかがっつり本編にかかわってくる話なので、語りすぎるのもつまらんというかなんというか……)
↑本編より約2年ほど前の墓地を描いたイラスト。
向かって左側はお金持ちの墓、右側は引き取り手がなかった遺体を焼いて砕いて埋めている共同墓地です。
ルドヴィックが立っている所は石畳のようになっていますが、これは旧聖堂の床材の残りです。
有刺鉄線が巡らされた壁の向こうに見えるのが旧市街。内部の闇鍋感がこれだとあまり伝わってきませんね…。
以上、都市内部のご紹介でした。
触れていない部分もたくさんあるのですが、舞台としてきちんとお出ししていけたらいいなぁと思います。
次回内容は未定です! 何を書こうかな~。
ではまた!