【得ざるものども】地図を作ったよ!~フェガティア地方編~ その⑤ この投稿は、クロスフォリオのファンコミュニティで2025.08.25に公開した創作設定語りの移植版です。 可読性向上のため、内容をいくつかに分割してお届けします。 ※創作物の性質上、時代錯誤な価値観、深刻な人権侵害の描写、ややブラックなツッコミ等、一部不適切な表現が含まれます。あらかじめご了承ください。 【農村エイツについて~村人たちと救世主フリアン~】続き ↑武装組織との交渉という大仕事を終えたゆるふわ青年の舞 ~お役所へおくるおうた~ ほら! えいつの まわりが あんぜんに なりました! これで うごけない りゆうは なにひとつ ありませんね? さあ さあ だから みずと でんきを とおしてね! (訳:この状況を長年放置してたとか職務怠慢もいいとこだ。 いいかてめぇら、おれをナメるな。命なんかいくらでも張れんだぞこっちは。 面倒事を起こされたくない? ならもっと真面目に働け。わかったな?) こうして、エイツの人々は劣悪な環境と命の危険から解放され、本来の仕事に専念できるようになり、この地区の小麦生産量は前年比+300%(???)を達成したのでした。目に見える成果を叩きだしたので、多少の狼藉は許されているのかもしれない……。 (この一連の騒動は、「あのみどぱー(緑パーマの略、フリアンの蔑称)、人目のないところでは三面六臂の怪物になって仕事をしているらしい」という噂の出どころになった) (あとフリアンは本気にさせるとすんげぇめんどくせぇ事になるから、気持ち早めに話聞いとこか、どうせあと二年の辛抱だし…。という教訓がDAGとD.F.Tecの上層部に共有された) 以上の経緯があり、村人たちはフリアンに強い恩義を感じているし、フリアンも苦しい時期を耐え忍び、勤勉に働く村人たちを尊敬しています。彼らは固い絆で結ばれているのです。 村の救世主ともいえる存在に万が一のことがあれば、村人たちの心の奥で今もくすぶっている怒りの火種は瞬く間に燃え上がり、手が付けられなくなってしまうことでしょう……。 頼むから何も起こらないでくれよな! しかし、彼はいったいどうやってならず者達から信用を取り付けたのか。というかそもそもなんでそんな危険な連中と交渉しようなどという発想ができたのか。 上流階級者の間では、単に優秀というだけでは説明がつかない、突飛な行動と思考原理の出どころを訝しがる声も上がっているとかいないとか。 ↑去年描いた作業着姿のフリアンのラフ。エイツではだいたい作業着姿になります。 作業着のサイズが大きいため、袖が余らないように二の腕のあたりにバンドで留めています。 眉毛細いし肌塗ってないし伸びかけの髪を結っているしで、これだと誰なのかよくわかりませんね。 【特別区サンテュエール】 ピエタール山脈麓のアルウェン湖に突き出ている崖の上に築かれた煌びやかな街で、セレブには避暑地としても人気です。 湖に面した最先端には美しい城があり、そこでは年に何度か連盟の上流階級者たちが集う舞踏会が開かれているそうです。 フェガティアの都市の北端にある『楽園門』から続く道路を通ってのみ行くことができるのですが、曲がりくねった山道を2時間ほど走らなければならないため、乗り物酔いを起こしやすい人は酔い止めや睡眠薬を飲んで、道中眠れるように準備してから行くそうです。 (門については次回投稿予定の『フェガティア都市部地図解説』で詳しく説明) アクセスの悪さに対して不自然なほどに豊かな食と娯楽が用意されていたり、崖際の家々の窓にはすべて鉄格子がはめられていたりと、華やかさと不穏さが織り交ざる妙な空気が漂う街でもあります。 ここは一体、何を目的として作られた街なのか? その謎には『揺籃と怪物』中盤から少しずつ迫っていくことになるのですが……さて……。 以上、フェガティア地方の解説と背景ストーリーでした。 文中でも触れた通り、次回はフェガティアの都市部の地図をご紹介します。 それではまた! 2025.12.29(Mon) 00:00:00 創作語り
この投稿は、クロスフォリオのファンコミュニティで2025.08.25に公開した創作設定語りの移植版です。
可読性向上のため、内容をいくつかに分割してお届けします。
※創作物の性質上、時代錯誤な価値観、深刻な人権侵害の描写、ややブラックなツッコミ等、一部不適切な表現が含まれます。あらかじめご了承ください。
【農村エイツについて~村人たちと救世主フリアン~】続き
↑武装組織との交渉という大仕事を終えたゆるふわ青年の舞
~お役所へおくるおうた~
ほら! えいつの まわりが あんぜんに なりました!
これで うごけない りゆうは なにひとつ ありませんね?
さあ さあ だから みずと でんきを とおしてね!
(訳:この状況を長年放置してたとか職務怠慢もいいとこだ。
いいかてめぇら、おれをナメるな。命なんかいくらでも張れんだぞこっちは。
面倒事を起こされたくない? ならもっと真面目に働け。わかったな?)
こうして、エイツの人々は劣悪な環境と命の危険から解放され、本来の仕事に専念できるようになり、この地区の小麦生産量は前年比+300%(???)を達成したのでした。目に見える成果を叩きだしたので、多少の狼藉は許されているのかもしれない……。
(この一連の騒動は、「あのみどぱー(緑パーマの略、フリアンの蔑称)、人目のないところでは三面六臂の怪物になって仕事をしているらしい」という噂の出どころになった)
(あとフリアンは本気にさせるとすんげぇめんどくせぇ事になるから、気持ち早めに話聞いとこか、どうせあと二年の辛抱だし…。という教訓がDAGとD.F.Tecの上層部に共有された)
以上の経緯があり、村人たちはフリアンに強い恩義を感じているし、フリアンも苦しい時期を耐え忍び、勤勉に働く村人たちを尊敬しています。彼らは固い絆で結ばれているのです。
村の救世主ともいえる存在に万が一のことがあれば、村人たちの心の奥で今もくすぶっている怒りの火種は瞬く間に燃え上がり、手が付けられなくなってしまうことでしょう……。
頼むから何も起こらないでくれよな!
しかし、彼はいったいどうやってならず者達から信用を取り付けたのか。というかそもそもなんでそんな危険な連中と交渉しようなどという発想ができたのか。
上流階級者の間では、単に優秀というだけでは説明がつかない、突飛な行動と思考原理の出どころを訝しがる声も上がっているとかいないとか。
↑去年描いた作業着姿のフリアンのラフ。エイツではだいたい作業着姿になります。
作業着のサイズが大きいため、袖が余らないように二の腕のあたりにバンドで留めています。
眉毛細いし肌塗ってないし伸びかけの髪を結っているしで、これだと誰なのかよくわかりませんね。
【特別区サンテュエール】
ピエタール山脈麓のアルウェン湖に突き出ている崖の上に築かれた煌びやかな街で、セレブには避暑地としても人気です。
湖に面した最先端には美しい城があり、そこでは年に何度か連盟の上流階級者たちが集う舞踏会が開かれているそうです。
フェガティアの都市の北端にある『楽園門』から続く道路を通ってのみ行くことができるのですが、曲がりくねった山道を2時間ほど走らなければならないため、乗り物酔いを起こしやすい人は酔い止めや睡眠薬を飲んで、道中眠れるように準備してから行くそうです。
(門については次回投稿予定の『フェガティア都市部地図解説』で詳しく説明)
アクセスの悪さに対して不自然なほどに豊かな食と娯楽が用意されていたり、崖際の家々の窓にはすべて鉄格子がはめられていたりと、華やかさと不穏さが織り交ざる妙な空気が漂う街でもあります。
ここは一体、何を目的として作られた街なのか? その謎には『揺籃と怪物』中盤から少しずつ迫っていくことになるのですが……さて……。
以上、フェガティア地方の解説と背景ストーリーでした。
文中でも触れた通り、次回はフェガティアの都市部の地図をご紹介します。
それではまた!