【得ざるものども】地図を作ったよ!~フェガティア地方編~ その④ この投稿は、クロスフォリオのファンコミュニティで2025.08.25に公開した創作設定語りの移植版です。 可読性向上のため、内容をいくつかに分割してお届けします。 ※創作物の性質上、時代錯誤な価値観、深刻な人権侵害の描写、ややブラックなツッコミ等、一部不適切な表現が含まれます。あらかじめご了承ください。 【農村エイツについて~村人たちと救世主フリアン~】 エイツは物語前編『揺籃と怪物』で頻繁に登場する農村です。 主人公フリアンが業務の一環で訪れる場所の一つですが、業務関係なくお気に入りの場所でもあります。ってしまった!この村の地図も作らなきゃ……。 収穫の時期になると、あたり一面が黄金色に染まって壮観なんですって。 ↑『揺籃と怪物』メインイラストより、エイツの村人たち。他にもたくさんの方がいらっしゃいますよ。 おやっさんの笑顔がお気に入りです。歯茎むき出しスマイル! 物語開始のおよそ七年前、工場地帯拡張の為に古い小麦畑を潰し、南の荒野を開墾しようという計画が立ち上がりました。 その拠点として新たに設置されたのがこの村なのですが、自動車道路の項目で触れたように、荒れ地はとにかく治安が悪く、その上警備もなんだかふわっふわ。(なんとエイツ開村時に武装していた人は、農民脱走防止目的の監視係二名だけ!) 小麦畑拡張計画を立てたはいいものの、政治の混乱のためにその進行は二転三転。現地には掘っ立て小屋みたいな仮家ができただけで、インフラ敷設工事はいつまで経っても始まらない。こんなふざけた公共事業があってたまるかって思うじゃないですか。悲しいけどこの世界じゃよくあることです。 しかも、小麦畑の拡張計画の監督を委任された企業の社員は上級市民なので、歴史的な理由があって一次産業に従事する下級市民の事を蔑視しています。彼らは治安の不安定さを理由にほとんど村を訪ねることはなく、真面目に仕事をすることもありませんでした。 開村から五年後、監督企業がD.F.Tecに変わったことをきっかけに、ようやくまともじゃないくらいまともに仕事をするフリアンが派遣されてきた時には、村人たちはボロボロの民家で雨風をしのぎ、人力で広大な荒野を開墾しながら耕作をするという、劣悪極まりない環境での重労働を強いられていました。 ↑状況を全て把握したフリアン(19)のイメージ 「うっそだろ…許せねェよ…」 これには怒り心頭のフリアン・カレスティア。一刻も早くエイツの人々を救うべく、一年間に亘って以下のように東奔西走大暴走を繰り広げました。 作業をさっさと機械化するため、経費申請書類の許可なんか待ってらんねぇと言わんばかりに農具自費購入は当たり前。ボロボロの家はまだ発足したばかりの機械開発部メンバーを総動員し、隣町の親方から指導してもらって修繕。大工技術を積極的に村人へ伝授。畜産業エリアから脱走したウィケトリケスをかくまった報復として、村の風上にうず高く積まれた牛糞をたい肥化して土壌改善に役立てる。なんだったら嫌がらせの主犯の元まで行って牛糞のおかわりを要求。こうして無事牛糞野郎という誉れ高いあだ名を賜る。警備隊の巡回を強化してもらうため、親会社DAGの重役たちに見るのも聞くのも嫌になるくらいの数字と専門用語まみれのプレゼン資料をたたきつけて長時間拘束し、根負けさせて警備部門を動かしてもらう。なお、重役の中にはフェガティア五大英雄の継承者の一人で、DAGの最高責任者であるディードリヒがいたのだが、その彼をして「彼の度胸と行動力は異常。逆に心配」と言わしめる。なおも動きが鈍い役人のケツを思い切り蹴り上げるため更なる治安改善作戦として、エイツの東南東およそ8km地点にある廃工場を拠点とする武装組織と協力関係を結ぶという、前代未聞の交渉計画を立案。「ついてくる人いないだろうし一人でやりますね」とかなんとか言いながら、お土産片手に単身で武装集団のアジトへと向かい、まさかまさかの交渉成功。行きも帰りもピクニックみたいな雰囲気をまとっていたらしい。ちなみにこれらは他の業務と並行して進めているのだが、任された仕事の納期を落とすことは一度も無かった。なんかもう、周りの人間は何が起こっているのかよくわかんなかったらしい。原作者もよくわかんない。 …などなど、これまで関係がギスギスしていた同僚たちから「こんなのただのやりたい放題じゃねーか! マジでこえーよお前!」とドン引きされ、一周回って受け入れられるほどの働きを見せました。 【得ざるものども】地図を作ったよ!~フェガティア地方編~ その⑤へ続く 2025.12.27(Sat) 00:00:00 創作語り
この投稿は、クロスフォリオのファンコミュニティで2025.08.25に公開した創作設定語りの移植版です。
可読性向上のため、内容をいくつかに分割してお届けします。
※創作物の性質上、時代錯誤な価値観、深刻な人権侵害の描写、ややブラックなツッコミ等、一部不適切な表現が含まれます。あらかじめご了承ください。
【農村エイツについて~村人たちと救世主フリアン~】
エイツは物語前編『揺籃と怪物』で頻繁に登場する農村です。
主人公フリアンが業務の一環で訪れる場所の一つですが、業務関係なくお気に入りの場所でもあります。ってしまった!この村の地図も作らなきゃ……。
収穫の時期になると、あたり一面が黄金色に染まって壮観なんですって。
↑『揺籃と怪物』メインイラストより、エイツの村人たち。他にもたくさんの方がいらっしゃいますよ。
おやっさんの笑顔がお気に入りです。歯茎むき出しスマイル!
物語開始のおよそ七年前、工場地帯拡張の為に古い小麦畑を潰し、南の荒野を開墾しようという計画が立ち上がりました。
その拠点として新たに設置されたのがこの村なのですが、自動車道路の項目で触れたように、荒れ地はとにかく治安が悪く、その上警備もなんだかふわっふわ。(なんとエイツ開村時に武装していた人は、農民脱走防止目的の監視係二名だけ!)
小麦畑拡張計画を立てたはいいものの、政治の混乱のためにその進行は二転三転。現地には掘っ立て小屋みたいな仮家ができただけで、インフラ敷設工事はいつまで経っても始まらない。こんなふざけた公共事業があってたまるかって思うじゃないですか。悲しいけどこの世界じゃよくあることです。
しかも、小麦畑の拡張計画の監督を委任された企業の社員は上級市民なので、歴史的な理由があって一次産業に従事する下級市民の事を蔑視しています。彼らは治安の不安定さを理由にほとんど村を訪ねることはなく、真面目に仕事をすることもありませんでした。
開村から五年後、監督企業がD.F.Tecに変わったことをきっかけに、ようやく
まともじゃないくらいまともに仕事をするフリアンが派遣されてきた時には、村人たちはボロボロの民家で雨風をしのぎ、人力で広大な荒野を開墾しながら耕作をするという、劣悪極まりない環境での重労働を強いられていました。↑状況を全て把握したフリアン(19)のイメージ
「うっそだろ…許せねェよ…」
これには怒り心頭のフリアン・カレスティア。一刻も早くエイツの人々を救うべく、一年間に亘って以下のように東奔西走大暴走を繰り広げました。
なおも動きが鈍い役人のケツを思い切り蹴り上げるため更なる治安改善作戦として、エイツの東南東およそ8km地点にある廃工場を拠点とする武装組織と協力関係を結ぶという、前代未聞の交渉計画を立案。「ついてくる人いないだろうし一人でやりますね」とかなんとか言いながら、お土産片手に単身で武装集団のアジトへと向かい、まさかまさかの交渉成功。行きも帰りもピクニックみたいな雰囲気をまとっていたらしい。…などなど、これまで関係がギスギスしていた同僚たちから「こんなのただのやりたい放題じゃねーか! マジでこえーよお前!」とドン引きされ、一周回って受け入れられるほどの働きを見せました。
【得ざるものども】地図を作ったよ!~フェガティア地方編~ その⑤へ続く